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中古マンション

第4話

知り合いの占い師の代理として、とある中古マンションの空き部屋を鑑定。玄関に差し掛かった時点で強烈な負の念を感じ、足を踏み入れてみたところ、強力な不浄霊が巣食っていた……。

知人の占い師の代理として…

中古マンション

以前、とあるマンションの空き部屋を鑑定したことがあります。元々、知人の占い師が依頼されたものでしたが、その方の手に負えない、ということで、霊媒鑑定を得意とする私が代理として請け負うこととなりました。知人は主にタロットカードと占星術を使った相性鑑定を得意としている方で、霊への対処に長けた方ではありませんでしたので、「これも同業のよしみ」と思い、私は代理を快く引き受けました。

刺すような悪意の念

しかし、そのマンションの敷地に足を踏み入れた瞬間から、とても嫌な気配がしました。何者かが、明らかに私に向けて刺すような悪意の念を放っているのです。逆に探知してみたところ、4階の一室の窓に、とても恨みがましい表情を浮かべながらこちらを睨む女性の姿が視えました。一目でこの世のものではないとわかりました。

「こちらです」ご依頼者の方が案内してくれた先は、やはりと言いますか、その4階の一室でした。「契約を済ませ、引っ越しの手はずまで整えたのですが、娘がこの部屋を異様に怖がるのです。『怖い女の人がいる』と言って……」ご依頼者の方は30代の男性で、奥様と小さい娘さんを持つ会社員の方でした。引っ越し先のマンションを娘が嫌がり困っているとのこと。自分自身には霊感がないので、誰か霊感のある人に一度見てもらいたく思い、まず私の知人である占い師に鑑定依頼をしたそうです。確かにこれは確かに霊媒の専門家でなければ手に負えないな……。そう直感しました。

強烈な負の波動を放つ女性霊

玄関から部屋に入ると、悪意の念はいっそう増大して痛いほどに。霊感を持つ人であれば誰でも違和感を覚えるほどの状況でした。その悪意は2LDKの部屋のうちのひとつから漂ってきていました。数珠を握りしめる手に脂汗が浮かびます。私は気を引き締め、悪意の元である部屋のドアを開けました。

部屋の中央には、一体の女性の霊が立っているのが視えました。その霊は強烈な負の波動を放っており、この部屋に住む者に対する恨みの念がひしひしと伝わってきました。ここまで強烈な念を放つ霊はなかなか居ません。そこで私はハッと気づきました。これは生霊だということに。彼女は、深い悲しみと恨み、この部屋に住んでいる者を許さないというはっきりとした意思を持っていました。そして、霊を祓う力を持っている私が近づいてきたのを自覚しており、今にも襲い掛からんかの如き表情でこちらを睨んでいます。

除霊は逆効果。そう思った私は、霊体との交信を試みることにしました。意識を通わせようとした瞬間、まるで火花が走るように強い敵意の念をぶつけられましたが、怯むことなく「私はあなたを祓おうとしているわけではない」と伝えました。

走り去るように消えていった彼女

女性の霊はどうやら、この部屋に以前住んでいた方に強烈な恨みを抱いているようです。「あなたが恨んでいる人はここにはもういません。別の場所に引っ越しました。御覧なさい。この人はあなたの恨んでいる人ではないでしょう」そう告げ、隣で不安そうな表情を浮かべるご依頼者の男性を指しました。するとやはり図星だったようで、女性の霊は急にハッとした表情を浮かべたのです。そして、走り去るように消えていきました。

その後いただきましたご報告とお礼のお便りによると、ご依頼者様のご家族は無事に引っ越しを済ませたそうです。娘さんも「怖い女の人がいなくなった」と言っており、特に何事もなく暮らしているそうです。

生きている人が特定の誰かに強い恨みや執着を抱くと、生霊を飛ばしてしまうことがあります。生霊の力は死者霊よりもはるかに強烈で、相手を必ず不幸に陥れ、また飛ばしている本人も魂が傷つき不幸になります。

マンションにいた生霊は、かつて前の住人の方とお付き合いをしていた女性の方です。おそらく一緒に住んでいたのでしょう。しかし恋愛沙汰のもつれで、裏切られ、部屋を追い出されました。その恨みの念を、当時彼の部屋だったあそこに今も送り続けていたのです。私は彼女の生霊に「彼はもうここにはいない」ということを伝えると、すぐに消えていきました。おそらく、彼を探しに行ったのでしょう。彼女の生霊がそれからどうなったかはわかりません。もしかしたら、男性の引っ越し先を探り当て、呪い殺しているかもしれません。