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親戚のおばさんが遺した死の予言

親戚のおばさんが遺した死の予言

親戚のおばさんが不思議な人でした。ちょっと予知能力があって、私にこっそり未来のことを教えてくれたのです。でも教えてくれることは悪いことばかりでした。「あそこのおじさんは半年後に入院する」と言うと、本当に半年後に健康診断で異常が見つかって入院。「あそこの家には泥棒が入る」と言うと、しばらく経って本当に泥棒に入られるのです。

おばさんは親戚一同から嫌われていました。だから私以外の誰にもその話をしなかったし、もし話しても誰も信じなかったと思います。おばさんはちょっと精神的におかしい人でした。元々旦那さんがいたのですが、私が中学生くらいの頃に、おばさんのほうの浮気が原因となって離婚。それ以降、精神的に不安定になり、ずっと実家に身を寄せていたんです。実家は本家とか分家とかがいまだにある田舎なので、浮気が原因で出戻ったおばさんのことをみんな腫れ物を見るような目で見ていて、おばさんもそんな親戚一同のことを敵視していました。でも、なぜか私に対しては優しくて、会うたびに不思議な話を聞かせてくれました。私は、そんなおばさんをちょっと怖いと思いつつ、割となついていました。

おばさんは私が大学2年生の頃に亡くなりました。自殺でした。家の裏にある林で首を吊っていたそうです。そして、その二週間ほど前、ちょうどお盆で地元に帰省した際に私はおばさんに会っていました。その時は特に変わりない様子でした。ちょっと老け込んでいましたが、元気そうでした。昔と変わらず「加奈子ちゃん久しぶり。元気そうね」と話しかけてくれたんです。

でも、その後おばさんから教えられたことはあまりに衝撃的でした。おばさんは、まだ生きている親戚数名の死因を予言し始めたんです。「本家のおばあさんはもう長くない。来年の春に肺を悪くして死ぬ」「田宮さんのところの長男は交通事故で死ぬ」「佐々木さんのところの次男の旦那さんはガンで死ぬ」と、顔見知りの親戚数名の死因を、耳打ちしてきたんです。同い年の従姉妹がいるんですけど、その子についても「殺される」と言っていました。

そして、おばさんの死後、この予知が次々と的中していきました。まず本家のおばあさん。予知通り、その翌年の春に肺炎で亡くなりました。そして田宮さんのところの長男は、バイクに乗っていてトラックと衝突し即死。死の予言が立て続けに当たり、背筋が凍るような気持ちになりました。続いて、佐々木さんの長男も亡くなりました。まだ30代で、昔から元気が取り柄みたいな人だったのですが、ガンが見つかったんです。若かったがゆえに進行も早く、見つかった頃にはもう治療が難しい状態だったようで、半年も経たずに亡くなりました。そして、私と同い年の従姉妹も、数年後に亡くなりました。別れた元彼がストーカー化し、その元彼に刺されて殺されてしまいました。ニュースにもなりました。

おばさんの死の予言はすべて的中しました。なお、おばさんが死を予言していない親戚は、生きている人も、亡くなった人もいます。あの時、なぜおばさんは特定の人だけの死を予言したのか。そして何故それから二週間で自殺してしまったのか。今考えてもよくわかりません。またあの時、おばさんに自分の死因を聞いていたら、果たしておばさんはなんて答えたんだろう。時々そう考えます。とても怖くて聞きたくありませんが……。

(東京都目黒区 武井加奈子さん 29歳 デザイナー)

早茅先生より

先天的に霊感の鋭い人が、後天的にその能力に覚醒することは稀にあります。そして、そうなった方は周りの方々から「おかしくなった」と見なされる場合がほとんどです。その能力は、一般的な人からは精神病の兆候と見分けがつかないからです。しかし、ご投稿者様のように、その言葉にしっかり耳を傾けていれば、それが精神病による妄想か、そうでないかがはっきりわかります。能力に覚醒した方の言葉は、常識的に知り得ない情報をはっきりと言い当てるのです。

お話に出てきましたおばさまは、紛れもなく本物の霊能力を覚醒させた方でしょう。しかし、霊的に覚醒してしまった方が、能力をコントロールするための修行をせずに生きていると、精神のほうが耐えかね、やがて壊れてしまうことも少なくありません。もし、そのおばさまが霊的な理解者にもっと恵まれていたら。第二の人生を歩む機会に恵まれていたら。その時は我々と同じような霊能者になっていたかもしれません。そう考えるとやり切れない思いで胸がいっぱいになります。もう何年も前にお亡くなりになったとのことですが。ご冥福をお祈りいたします。